2014年11月4日火曜日

平成26年8月広島土砂災害について(第50報)

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平成26年度広島県被災者生活サポートボラ情報 No.57
平成26年8月広島土砂災害について(第50報)
【ブログ】広島県被災者生活サポートボラ情報(2014.11.04)
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◆広島県社会福祉協議会の動き
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 8月21日(木)に広島県被災者生活サポートボランティアセンターをたちあげ,
 広島市社協からの要請に基づいて,本会職員及び県内市町社協職員をはじめ,
 中国ブロック及び九州・四国ブロック社協職員を被災地に派遣して支援を続けて
 きました。
 10月に入ってからは,生活支援ニーズへの対応を中心とした生活復興へ向けた支援を
 続けてきましたが,広島市区社協の日常業務として引き続き支援する体制が整った
 ため,広島県被災者生活サポートボランティアセンターは10月31日をもって閉鎖し,
 これに伴って職員派遣も終了しました。
 11月4日からはボランティア活動の受付方法も変わり,安佐南区・安佐北区の各復興
 連携センターでそれぞれ受付し,活動は原則,平日となります。
 今後は,広島県ボランティアセンターとして,被災された人たちが,少しでも被災前に
 近い日常生活を取り戻せるよう,地元社協の後方支援をすすめていきます。

 *** お知らせ ***
  定期的に発信して参りました本ブログは,今後は被災地の支援状況等に応じて随時
  発信していきます。

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◆今後のボランティア活動受付について
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  安佐南区復興連携センター は こちらから


 安佐北区復興連携センター は こちらから



2014年10月31日金曜日

平成26年8月広島土砂災害について(第49報)


  
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平成26年度広島県被災者生活サポートボラ情報 No.56
平成26年8月広島土砂災害について(第49報)
【ブログ】広島県被災者生活サポートボラ情報(2014.10.31)
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◆広島県社会福祉協議会の動き
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 10月6日(月)から「安佐南区復興連携センター」及び「安佐北区復興連携センター」に,
 本会職員及び県内市町社協職員を派遣しています。

【現地報告】 10月27日(月)~31日(金)

[派遣職員]
 安佐南区復興連携センター 県社協1人

 安佐北区復興連携センター 尾道市社協1人

 安佐南区復興連携センターでは,以前に土砂撤去の依頼があった世帯や民生委員児童
 委員が気にかけられている世帯等を訪問して生活の困りごとや新たなニーズを伺って
 支援につなげています。訪問時に「隣の家が気になる」と教えていただいたことが
 きっかけで,その後の支援につながるケースもあります。
 安佐北区復興連携センターでは,すまいるカフェの情報を発信して,地域へボランテ
 ィアの輪をひろげていこうと,「すまいる通信」の作成をすすめています。また,地域
 で開催する行事予定やゴミ出しの日等を盛り込んだ「すまいるカレンダー」を作成して
 11月13日に配布する予定です。
 すまいるカフェを開いていない地域では,「発災後,みんなで集まることがなくなって
 淋しくなった。みんなで話せるカフェをつくりたい」という声が聞かれるようになりま
 した。すまいるカフェは住み慣れた地域の顔見知りの人たちが,ホッとくつろげる場所
 として,被災された人たちを支えるチカラの一つになってきています。
 安佐南区・安佐北区の両復興連携センターでは,被災地域の1世帯ずつを訪問させて
 いただき,住民の皆さんと直接話をさせていただいていますが,甚大な災害に遭われた
 中でも,隣近所を気にかけ,笑顔を見せながら頑張っていらっしゃる姿に,支援する
 立場のスタッフも勇気づけられています。
 被災された人たちに少しずつでも笑顔が増えるよう,社協は被災地に寄り添いながら
 支援していきます。

 *** お知らせ ***
  広島市復興連携本部及び安佐南区・安佐北区両復興連携センターは,広島市区社協の
  日常業務として引き続き支援する体制が整ったため,8月20日に立ちあげた広島県被災
  者生活サポートボランティアセンターは10月31日をもって閉鎖します。


■現地災害ボランティアセンター運営支援報告より
 現地災害VCの運営支援を行った県内市町社協職員の声を伝えていきます。

 [安佐北区災害ボランティアセンター](安芸太田町社協職員/第1クール)

 「災害ボランティアセンターの立ちあげに携わり,マニュアル等は想定内のことが掲載
  されており,あくまでも参考であること,マニュアルに頼り切らない,支援者(スタッフ)
  としての瞬時の判断と柔軟な対応が重要であると感じました。
  今回の支援を通じて,あらためて,県域での研修等による支援者の人材育成が必要である
  ことを感じました。
  また,災害VCはさまざまな団体との協働型運営となりますが,あくまでも地元主体であり,
  地元として緊急支援期~生活復興(再建)までのビジョンをもつこと,それを支援していく
  ことが重要だとあらためて思いました」


 ■平成26年8月広島土砂災害に対する貸付資金について 

  今回の災害における被災者に対し,貸付を行います。
  ご相談,申込については,お住まいの各区社会福祉協議会または避難先である
  広島県内の社会福祉協議会にお問い合わせください。
   
  
  
  

2014年10月28日火曜日

平成26年8月広島土砂災害について(第48報)

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平成26年度広島県被災者生活サポートボラ情報 No.55
平成26年8月広島土砂災害について(第48報)
【ブログ】広島県被災者生活サポートボラ情報(2014.10.28)
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◆広島県社会福祉協議会の動き
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10月6日(月)から「安佐南区復興連携センター」及び「安佐北区復興連携センター」に,
本会職員及び県内市町社協職員を派遣しています。

【現地報告】 10月25日(土)~26日(日)

[派遣職員]
 安佐南区復興連携センター 
  呉市社協1人,三原市社協1人,廿日市市社協1人

[ボランティア活動者数]
  25日(土):119人
  26日(日): 91人

 安佐南区復興連携センターでは,毎週土日にボランティア活動者の対応を行っていますが,
 土日だけ運営支援に入る職員は,他のスタッフと十分な関係性ができていないこともあり,
 最初は遠慮したり戸惑うこともあります。そんなとき,長期で運営支援に携わってくださって
 いるボランティアの皆さんは,スタッフや他のボランティアとも関係性ができており,
 的確な意見を聞かせてくださったり手際よく作業を進めてくださり,運営支援に欠かせない
 存在です。
 また,被災地での活動終了後,ボランティアを見送る住民の皆さんの目には涙がうかぶことも
 あり,被災地の皆さんが,どれほどボランティアのチカラに感謝されているかが伝わってきます。
 発災から2か月余りの間,多くのボランティアが活動を続けてこられましたが,この2日間の
 活動が終了した時点で,依頼されたニーズがまだ完了していないケースもあり,被害の大きさを
 改めて感じています。
 安佐南区・安佐北区の両地区では,同じ地域に住みながら,家を失った人,家屋や庭の片づけを
 今も続けている人,被害の無かった人等,さまざまな状況があり,それぞれの思いを胸に生活
 されています。
 復興連携センターへ依頼のあるニーズだけでなく,困りごとを声に出せない世帯にも寄り添い,
 今後も地域のチカラと協働しながら支援をすすめていきます。


[派遣状況]
 10月27日(月)~31日(金)
  安佐南区復興連携センター 県社協1人

  安佐北区復興連携センター 尾道市社協1人


■現地災害ボランティアセンター運営支援報告より
 現地災害VCの運営支援を行った県内市町社協職員の声を伝えていきます。

  [安佐北区災害ボランティアセンター](庄原市社協職員/第2クール)

  「センター立ちあげ後まもない時期だったこともあり,当初は,ニーズ票の管理
   (ニーズの優先順位,作業の進捗状況等)について,十分な対応ができていなかったため,
   支援を希望する世帯からの要望(ときには苦情)等が少なくなかったように思いました。
   しかし,間もなく改善班(センターを効率よく運営するためのコーディネート等を行う班)が
   組織され,センター運営に対して客観的なアドバイスがなされるようになり,効率性も
   あがったように感じました。
   お互いに気づきを提案し,それをできるだけ早くみんなでカタチにし,よりより運営に
   つなげていく,そのひとつひとつの大切さを知ることができました」


 ■平成26年8月広島土砂災害に対する貸付資金について

  今回の災害における被災者に対し,貸付を行います。
  ご相談,申込については,お住まいの各区社会福祉協議会または避難先である
  広島県内の社会福祉協議会にお問い合わせください。
  
  詳細はこちらから
  
  

2014年10月24日金曜日

平成26年8月広島土砂災害について(第47報)

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平成26年度広島県被災者生活サポートボラ情報 No.54
平成26年8月広島土砂災害について(第47報)
【ブログ】広島県被災者生活サポートボラ情報(2014.10.24)
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◆広島県社会福祉協議会の動き
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10月6日(月)から「「安佐南区復興連携センター」及び「安佐北区復興連携センター」に,
本会職員及び県内市町社協職員を派遣しています。

【現地報告】 

 安佐南区復興連携センターでは,被災された人の家を訪問して生活していくうえでの困りごと
 等のニーズを伺っています。23日(木)には,以前,訪問してニーズに対応させていただいた
 20世帯を再訪問しました。発災から2か月が経過し,テレビ等マスコミの報道も少なくなって
 きたため「被災地を忘れられてしまうのでは」という不安を感じておられ,「後々まで気に
 かけてもらってうれしい」と,喜びの声をいただきました。
 安佐北区復興連携センターでは,「スマイルカフェ」のチラシを配布したところ,「誰でも参加
 できますか。とても楽しみです」と,嬉しい問い合わせがありました。
 ボランティアや地元住民の皆さんとアイディアを出し合いながら企画してきたスマイルカフェ。
 高齢者が多く,水道等の生活基盤が十分に整備されていない地区もあり疲労が重なる中で,
 地域の誰もが気兼ねなく立ち寄って,笑顔で元気になれる場所にしていく予定です。
 両復興連携センターでは,これからも民生委員児童委員や各地区社協,自治会長の皆さんと
 一緒に 各地区を引き続き訪問し,被災者に寄り添い,小さな気づきや声を受け止めながら支援
 をすすめていきます。


[派遣状況]
  10月20日(月)~24日(金)
  
  安佐南区復興連携センター 江田島市社協1人

  安佐北区復興連携センター 三原市社協1人



■現地災害ボランティアセンター運営支援報告より
 現地災害VCの運営支援を行った県内市町社協職員の声を伝えていきます。

  [安佐南区災害ボランティアセンター](三次市社協職員/第11クール)

  「被災地社協職員は,被災後から休みが無い様子で疲労が激しいことを感じました。
   長期で運営に携わってくださっている地元のボランティアの協力を得る等して,被災地社協
   職員の仕事量の軽減や休める体制づくりも必要だと思いました。
   サテライトの閉鎖も含め,現状の支援体制において,生活支援ニーズの把握と展開等が
   必要な時期に入ってきていると感じました。
   今後,復興中,復興後のニーズに対する支援を行う体制づくりと,それに合わせた職員派遣
   の検討が必要だと思いました」


■平成26年8月広島土砂災害に対する貸付資金について

  今回の災害における被災者に対し,貸付を行います。
  ご相談,申込については,お住まいの各区社会福祉協議会または避難先である
  広島県内の社会福祉協議会にお問い合わせください。
  
  詳細はこちらから


2014年10月20日月曜日

平成26年8月広島土砂災害について(第46報)

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平成26年度広島県被災者生活サポートボラ情報 No.53
平成26年8月広島土砂災害について(第46報)
【ブログ】広島県被災者生活サポートボラ情報(2014.10.20)
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◆広島県社会福祉協議会の動き
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10月6日(月)から「「安佐南区復興連携センター」及び「安佐北区復興連携センター」に,
本会職員及び県内市町社協職員を派遣しています。

【現地報告】 10月18日(土)~19日(日)

[派遣職員]
  安佐南区復興連携センター 
   呉市社協1人,三原市社協1人,府中市社協2人,坂町社協1人,北広島町社協1人

[ボランティア活動者数]
  18日(土):136人
  19日(日):127人

  安佐南区復興連携センターでは,18・19日はボランティア受付の開始時間よりも前から,
  受入予定数を超える個人・団体の活動者が並んでくださり,両日とも100人を超える人たちに
  活動していただきました。
  被災地は,発災直後に比べると土砂が随分取り除かれましたが,家や道路には今も堆積
  している土砂があるため,引き続き土砂撤去の作業を行っていただきました。
  10月も半ばを過ぎ,安佐南区・安佐北区の両地区は,風通しの良い場所では日中も寒さを
  感じるようになってきました。
  被災者を支援する取り組みは,これからも続きます。受付時や,活動前の待機時間等,
  寒さで体調を崩すことがないよう,ボランティアもスタッフも厚手の上着等で調整をしながら,
  支援活動をすすめていきます。

[派遣状況]
  10月20日(月)~24日(金)

   安佐南区復興連携センター 江田島市社協1人

   安佐北区復興連携センター 三原市社協1人



■現地災害ボランティアセンター運営支援報告より

 現地災害VCの運営支援を行った県内市町社協職員の声を伝えていきます。

  [安佐北区災害ボランティアセンター](三原市社協職員/第12クール)

  「ニーズのデータ整理をしていく中で,ニーズ票と報告書と添付の補足メモだけでは
   把握しきれない内容が多々あり,派遣職員としてかかわる難しさを感じました。
   ただ,作業スペースが,被災者支援チーム(専門職等による訪問活動)の拠点で
   あったため,支援チームとして気になっていた人が,その後,ボランティア活動により
   支援を受けていたこと等を確認することができ,こうした活動(団体)間の連携や
   情報共有の重要さを感じました。
   いずれにしても,地域の人のチカラが大きいというより,地域の人のチカラがないと
   成り立たないセンターのあり方を実感することができました」


■平成26年8月広島土砂災害に対する貸付資金について

 今回の災害における被災者に対し,貸付を行います。
 ご相談,申込については,お住まいの各区社会福祉協議会または避難先である
 広島県内の社会福祉協議会にお問い合わせください。
 
  詳細はこちらから


2014年10月17日金曜日

平成26年8月広島土砂災害について(第45報)

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平成26年度広島県被災者生活サポートボラ情報 No.52
平成26年8月広島土砂災害について(第45報)
【ブログ】広島県被災者生活サポートボラ情報(2014.10.17)
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◆広島県社会福祉協議会の動き
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10月6日(月)から「「安佐南区復興連携センター」及び
「安佐北区復興連携センター」に,本会職員及び県内市町社協職員を派遣しています。


【現地報告】

 安佐南区復興連携センターでは,地元社協職員,各地域の民生委員児童委員等と一緒に,
 洗剤や雑巾等の日用品をセットにした「おそうじパック」を持って各地域を訪問し,
 被災された人の生活を応援する「おそうじボランティア隊」の紹介等を行っています。
 各地域では,近隣の住民同士が家の片づけを手伝ったり,不要となった物を外に運び
 出される等,ご自身の家だけでも大変な中,近隣の復旧にも力を注がれている場面が
 多く見受けられました。
 訪問により,畳を貼り替える前の家具の移動やゴミだし等,新たなニーズへの対応や,
 地元社協をはじめ,民生委員や近隣の住民で「ちょっと気にかけ合う」ことが必要な
 世帯を把握する等,今後の支援につなげていくべき課題の把握・整理等もすすめています。
 安佐北区復興連携センターでは,2つの地区で「もみほぐしサロン」を行っていますが,
 別の地区に,住民の皆さんが気軽に立ち寄って話ができるオープンカフェのような
 場づくりができないか計画中です。看護師等を中心とした支援チームにも協力を依頼し,
 住民の皆さんとの打ち合わせもすすめていく予定です。
 両復興連携センターでは,それぞれの地域の状況に応じたカタチで,被災された人たちへの
 個別の支援や,近隣住民同士で気にかけ合い支え合う「地域の絆」がより一層深まるような
 支援をすすめています。


[派遣状況]
  10月13日(月)~17日(金)
  安佐南区復興連携センター 東広島市社協2人

  安佐北区復興連携センター 県社協1人

 10月18日(土)~19日(日)
  安佐南区復興連携センター 
   呉市社協1人,三原市社協1人,府中市社協2人,坂町社協1人,北広島町社協1人


■現地災害ボランティアセンター運営支援報告より
 現地災害VCの運営支援を行った県内市町社協職員の声を伝えていきます。

  [安佐北区災害ボランティアセンター](大崎上島町社協職員/第7クール)

   「多くの地元ボランティアがセンター運営に携わっておられ,本当に頼りになり,
    地元にとっても今後につながる財産だと思いました。地元のことがよくわかる
    ボランティアがサテライトや現場を回ってくれたので,状況がよりわかりやすく,
    スムーズな支援につながったと思います。今後も,地元ボランティアの協力を
    得ながらすすめる体制をとっていくのがいいと思います。
    こうしたことからも,社協として,いかに日頃,地元住民や各種団体とつながりを
    つくっておくことが大切か実感しました」


■平成26年8月広島土砂災害に対する貸付資金について

 今回の災害における被災者に対し,貸付を行います。
 ご相談,申込については,お住まいの各区社会福祉協議会または避難先である
 広島県内の社会福祉協議会にお問い合わせください。
 
  詳細はこちらから
  
  

2014年10月14日火曜日

平成26年8月広島土砂災害について(第44報)

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平成26年度広島県被災者生活サポートボラ情報 No.51
平成26年8月広島土砂災害について(第44報)
【ブログ】広島県被災者生活サポートボラ情報(2014.10.14)
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◆広島県社会福祉協議会の動き
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10月6日(月)から「「安佐南区復興連携センター」及び「安佐北区復興連携センター」に,
本会職員及び県内市町社協職員を派遣しています。


【現地報告】

[ボランティア活動者数(単位:人)]
  11日(土):246(個人:208,団体:2団体38人)
  12日(日):195(個人:195)

 11,12日は台風が接近し風雨の影響も心配されましたが,1週間ぶりにボランティアの
 皆さんに宅地や周辺の道路に堆積した土砂の撤去等の活動をしていただくことができました。
 また,台風対策で急きょ入った依頼もありましたが,ボランティアの協力により対応する
 ことができました。
 活動依頼のあった安佐北区のある高齢者宅では,依頼者と交わす言葉の中から淋しさや
 「誰かと話がしたい」という思いが伝わってきました。少しでも淋しさが和らぐよう,
 活動後に高校生ボランティアと一緒に撮った写真を今週中には現像してお届けし,
 その後の様子等も会話を通して伺う予定です。
 両復興連携センターでは,平日に生活支援を中心とした取り組みをすすめていますが,
 土日のボランティア活動を通じて交わす言葉や様子からも,被災された人たちの体調や
 困りごとなど,さらに声になりにくい声も聞き取って支援につなげていきます。



[派遣状況]
 10月13日(月)~17日(金)

  安佐南区復興連携センター 東広島市社協職員2人

  安佐北区復興連携センター 県社協職員1人



■現地災害ボランティアセンター運営支援報告より
 現地災害VCの運営支援を行った県内市町社協職員の声を伝えていきます。

 [安佐北区災害ボランティアセンター](世羅町社協職員/第12クール)

 「災害VCでの運営支援ということで,スタッフ(特にリーダー)として,よりよい運営(役割)に
  集中するあまり,ボランティア一人ひとりへの気配りに欠ける場合があったと思います。
  常にまわり(全体)の状況に気を配る必要があることを感じました。
  被災地社協の立場に立った時には,長期的なスパンで,組織の中心的な立場(責任者)として
  運営に携わるため,健康面での配慮も本当に大切だと感じました」


■平成26年8月広島土砂災害に対する貸付資金について

 今回の災害における被災者に対し,貸付を行います。
 ご相談,申込については,お住まいの各区社会福祉協議会または避難先である
 広島県内の社会福祉協議会にお問い合わせください。
  
  詳細はこちらから